【作品紹介】「The end of the war」(ミライを描く展より)

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こんばんは、サトノリ*です。

すっかり真夏になりましたね。
今日は8月6日(書いているタイミング)。
私の世代の時は「平和登校日」として、夏休みに学校に登校をしていた日です。
そんなタイミングで、過去の展示作品の作品紹介をしようかなと思います。

The end of the war

▲ 作品タイトル「The end of the war」 展示会場では、B1サイズに大きく引き伸ばして展示して頂きました。

実は今年の春先から投稿しようと思いながら、時期を逃しておりました。

作品の展示発表は、2021年3〜5月 大阪南港での展示イベント
『ODP CREATORS STREET 2021 〜ミライを描く〜』
展示会場では、B1サイズに大きく引き伸ばして展示して頂きました。
コロナが活発な時期でもあり、webでの展示掲載もされておりました。
また、このイベントでは原画展示をしておりました。

普段はあまり発表していない水彩風の作風ですが、画材は普段と同じアクリル絵の具を使っております。
『「ミライ」をテーマにクリエイターに作品を作り、展示する』
という趣旨のイベントでした。

「ミライ」がテーマなので、空飛ぶ車や想像上のガジェット、ロボットなどを描いても良かったのですが、私が未来に実現してくれたら良いなと思うことを作品にしました。

タイトルは「The end of the war」(戦争は終わった)です。
「戦争が過去の物となり、子ども達は食に困らず、学びたいことを自由に学び、ずっと笑顔でいられる。そんなミライになってほしい」
という思いを絵にしました。

有名なあの曲と同じタイトルになりましたが、曲をイラストにしたのではなく、そのタイトルとなっている言葉を自分なりにイラストにしました。
使われなくなった兵器は、ただの遊具となり、その周りで色々な国の人種の子供たちが仲良く楽しく遊んでいる。雨は止み、雲間から明るい日差しが差し込んできている。それは明るい未来の希望の光である。というイメージとして描きました。
手前の黒人の女の子の服のアフリカンファブリックの模様は「波紋」です。「あなたの行動は周りに影響を及ぼす」という意味があるそうです。

今年に入ってから、ウクライナとロシア間で戦争が始まってしまいました。一年前に作品を作った時には、想像もしなかったことです。二度と戦争が起こらないように「戦争は終わった」と過去形のタイトルをつけていたので、とても悲しい出来事です……。
世の中には想像もできないことが起こることがありますが、人災である戦争だけはこの世の中から無くなって欲しいと切に願っています。

今回は重たい内容になってしまいましたが、日本にとって戦争について深く考えさせられる機会の多い8月に記事を書いておきたいと思いました。
まだまだ暑い時期が続きますが、どうかこの記事を読んでくださった皆様が健やかにこの夏を過ごせますように……。
そして1日も早く、戦争のない世の中になりますように……。